幌平山 (718m) (道央)   2007.1.20(土)  曇り



1.20(土)
オコタン分岐 1015
C681P 1100
幌平山山頂 1215
1300
C681P 1340
オコタン分岐 1400
幌平山は支笏湖外輪山の一つで恵庭岳のすぐ北側に位置する山で、私達が毎年、雪山の事始めとして訪れている山でもあります。

朝起きると晴天、恵庭岳の雄姿を見ながら快適なスノーハイクを楽しもうと幌平山へ向かいます。
いつもはイチャンコッペ山登山口から登るのですが、今回はオコタン分岐から東に延びる稜線を歩き、恵庭岳や支笏湖を眺めながら訪れる計画です。

オコタン分岐に着くと一台も車が停っていません。
オコタンペ湖に行く人や恵庭岳に登る人達の車が何時も停っているのに変だなと思っていると、オコタンペ湖方面に向かう道は2月まで工事中、ダンプなどが頻繁に往来していて通行止めになっていました。

オコタン分岐からは北東に延びる尾根に取り付きC681Pを目指します。
何処から取り付こうかと思っていると、スキーのトレースが見えます。
これ幸いと同じ所から尾根に取り付きトレースを利用させてもらいながらC681Pの急斜面を登りますが、今年は雪不足で雪がしっかり締まっておらず、いわゆる最中状態です。
スノーシューでは所々ズボッ!と太股ぐらいまで潜ってしまい苦戦しました。


時々潜りながらもC681ピークを目指す

C650m付近からは潜る事も無くなりピークを経由して東西に延びる稜線上の快適なスノーハイクです。
残念な事に快晴に近く晴れていた空が一面灰色に変わってすぐ南にある恵庭岳も霞んできてしまいました。


雲が広がり始め恵庭岳も隠れてきた

先行者のスキートレースは真新しく一人のようです。
木々が混んでいますから小回りの利かないスキーのトレースは大きく木々を避けながら進んでいます。

稜線上は殆ど起伏の無く緩やかに登って行きます。
途中、オリンピック金メダリストの荒川選手顔負けのイナバウアー状態の木があり思わず笑っていまいました。


イナバウアーの木、荒川選手も顔負け

右手に支笏湖や風不死岳・樽前山を眺めつつ歩くと、稜線はやや狭くなり小さな雪庇を見せながら幌平山へ続いていきます。


気持良い稜線を進む

歩き初めて約2時間、幌平山山頂に着きました。
山頂には先行者の男性が休んでいました、トレースのお礼を言うとHKML仲間のOPさんでした、よもやま話を楽しみながら私達もお昼ご飯にしました。
恵庭岳には雪雲が掛って霞んでいるのが残念です。


幌平山山頂からの恵庭岳

温めてきたオニギリとカップラーメン、ホットコーヒーでお腹の中から暖まり豊かな気分です。
風も無く時折陽射しもあるのですが、小雪も舞う安定しないお天気、晴れていて青空を背にした支笏湖や恵庭岳が見られれば最高の気分でしょう。


幌平山山頂で

イチャンコッペ登山口へ降りるというOPさんを見送り、しばしゆったりした時間を過します。


HYML仲間のOPさん、ヘルメットがお似合い

マッタリした時間を過して下山に掛ります。
時折見せる晴れ間からは北側に札幌や北広島方面、南には支笏湖・恵庭岳、西には漁岳や空沼岳が見えていて、気分最高のスノーハイクです。


稜線から見る風不死岳

C681Pまで戻ってくると恵庭岳山頂の岩稜部分が少し晴れて厳しい表情を見せてくれました。


厳しい冬の表情の恵庭岳山頂部

今回初めて登ったオコタン分岐からの幌平山、イチャンコッペ登山口からの一気に急斜面を登るルートとは異り、のんびりゆったり楽しめるルートでした。
家族連れでも楽しく歩け見晴らしも良い、格好のスノーハイキングルートでお勧めです。

2006年の幌平山へ

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