パレットの丘に広がるひまわりの黄色の帯
パレットの丘
千歳市街地から東北東へ概ね15km,車で約20分の所にパレットの丘と呼ばれる緩やかな丘陵地帯がある。
畑を中心とする田園風景、緩やかなアップダウンの丘に作物のグラデュエーションに彩られた畑がランダムに並び、カンバスに描かれたような景観が広がっていることから、いつの頃からかパレットの丘と呼ばれるようになった。作付が始まる6月頃から収穫の8月頃が見頃で、美瑛の丘の風景に似ているからか結構人も訪れるようになっている。
収穫が終わり殺風景な景観となってしまう9月になって、畑にすきこんで肥料とするひまわりが満開になっているとの情報を得て訪れてみた。
ひまわり畑
パレットの丘全部ではないが、畑にひまわりが植えられ満開となり一面黄色に染まっている。
畑にすき込み易いのか、背丈の低い花もオレンジというより淡黄色の淡い色の小さなひまわりだ。
その為か、夏の花のイメージが強いひまわりが優しくおとなしい印象だ。
少々優しくおとなしい感じの秋のひまわり
斜面の下方向を向いて咲いていたので、青空なら斜面の下からの写真が映えたのだろうが、薄暗いのっぺりした雲が背景ではなんとも冴えない。
仕方なく斜面の上からひまわり畑の全景を入れ、対岸に見える山々を背景に撮ってみた。
少しはマシだけれど、花の顔が全く見えない写真も締まらないな〜。
500mほどの斜面一杯に咲くひまわり
せめて日差しの強い晴れた日に来るべきだったと後悔しながらも、せっかく来たのだからと見て回る。
さして印象は変わらない。
カメラのホワイトバランスを曇りや日陰に変えて変化を付けてみるのが精一杯だ。
ホワイトバランスを曇りに変えるとオレンジがかった色味に
パレットの丘は我が家から近い、いつでも来れると思っていると実際はなかなか訪れない。
来年は6月から毎月訪れてみようかな?
庭の花
パラパラ降ってきたのでパレットの丘を早々に諦めて帰宅。
見ると家の庭にも何処から飛んできたのかひまわりが一本、今頃になって咲いている。
こちらは大きくなる普通のひまわり、色もオレンジがかって夏のイメージのひまわりだ。
上手くすれば冬の小鳥の餌になるかな・・・。
何処から飛んできたのか?
秋も深まってきて庭の花もそろそろ終わりを迎えているようだ。
そんな中、自然に落ちた種が大きく育ち菊が咲き出した。
旬の花が少なくなる時期なので仏様のお供えなど、結構カミさんは便利に使っているようだ。
ごく普通の菊だが、この時期は便利
咲き始めには何の花?と思う初々しさ
十六夜の月
9/28(月)は十六夜の月、スーパームーンとも呼ばれる名月だそう。
昨夜は満月だったのだが、生憎の曇天で楽しむことは出来なかった。十六夜月はどうかと待っていると、薄く広がる雲の間から月が顔を覗かせた。
雲間から顔を覗かせた十六夜月
私は星や月などの天体撮影は殆んどしたことがない。
事前に調べたちもしなかったので、ゆき当たりばったり。
撮影結果を見て、露出やシャッタースピードを変え、試行錯誤の連続だ。
スーパームーン
明るく写そうとすると、月が真っ白に飛んでしまい、お月様だか白丸だか分からなくなってしまう。
なかなか奥が深いもので、かなりの枚数を無駄にしてしまった。
どうぞお笑いくださいませ・・・。
十六夜の月